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経営知の日米比較と現代の企業論
経営学が進展するのは、経営者の暗黙知たる経営知を研究者が理論化して形式知に落とし込んだときである。

米国の経営知のルーツは、その多くがGEにある。GEの実績が研究され、経営知となり、そこから様々な経営知が生み出されてきた。その結果、様々な戦略論が米国ビジネススクールから生まれ、ミンツバーグによると10の学派に分類できるほどの数にまで膨れ上がり、百花繚乱の様相を呈している。

一方、日本の経営知のルーツは、その多くが松下とトヨタにある。トヨタ的な改善や松下的な分権経営が日本的な経営知のプロトタイプとして確立され、いわゆる日本的経営のベースとなっていった。その最たる特徴は、現場レベルの知を戦略にまで昇華させたことにある。トップというよりもむしろ現場を熟知したミドルが戦略の重要な担い手となっており、戦略の種類(全社戦略・事業戦略・機能別戦略)の中でもとりわけ機能別戦略に力点が置かれている。反面、全社戦略が希薄であるという短所をもつ。

日本で専門経営者の外部労働市場が未成熟なのは、現場レベルを源泉とする機能別戦略が強みであるため、現場を熟知した人間が内部昇進を経て経営者のポストに就く方がその企業の戦略を立てやすいためであると考えられる。しかしこれでは日本的な経営知は、カンパニースペシフィック・個別現場スペシフィックになる傾向が高いため、ユニバーサルな経営知が育まれない。これが日本発の戦略論が少ない理由であると考えられる。

不確実性高まる世界において、自力で未来を拓いていくための経営戦略が必要である。EV、代替エネルギー、新興国の勃興、、、絶えずイノベーションが求められる現代において、一歩判断を間違えればいかにジャイアントな大企業といえども突然死に追い込まれうる。それに対抗するためには強い全社戦略を生みだせる経営者を育て、そこからユニバーサルな経営知を創造し、発信していくことであるだろう。

コメント
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[2011/07/11 08:57] | # [ 編集 ]

ちゃんと訂正したもん
[2011/07/11 20:00] URL | michio #- [ 編集 ]

素晴らしい。
前回の資料は参考のため送った。
[2011/07/12 10:23] URL | gao #- [ 編集 ]


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