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自由という重荷
アメリカの政治動向がここ数年、社会主義に振れているという指摘がある。バイアメリカン条項、国民皆保険制度など政府はずいぶん積極的だ。近年の外部環境の激変を考えればやむを得ないか。一方、ロシアは資本主義化が進んでいる。資本主義の象徴アメリカが社会主義へ、社会主義の象徴だったロシア(旧ソ連)が資本主義へ、冷戦時代とは逆の構図が生まれつつある。なんか皮肉だ。

結局、アメリカは資本主義の欠点を痛いほど認識していて、一方のロシアは社会主義の痛いところを身をもって知っている。だからこういうことになるのだろうか。つまりアメリカは自由であることのつらさを知っているから社会主義的な政策で資本主義の欠点を補おうとしているのだろうか。

資本主義的な自由を与えられても、それ自体が重荷になって、かえって人を苦しめる。しかし、だからといって社会主義みたく人を拘束すると、人は自由を欲するようになる。革命を求めるようになる。結局のところ、国は社会主義と資本主義の間を揺れ動くことしかできないのか。それとも最終的(?)に資本主義と社会主義がうまく(??)ミックスされた新たな系が生まれるのか。

(案外、あっさり、論が行き詰ってしまったので、経済思想をもっとしっかり勉強することにします

はい

がんばります)
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文士の松下村塾
夜な夜な腕磨く「文章バー」作家の卵や就活生も集う

ブログを上手に書きたい、就職活動に生かしたい、いつか作家としてデビューしたい――。そんな目標を持つ人たちに、ダイニングバーで文章を教えるスクールがある。照明を落とし、ジャズが流れる中で、読む人の心をつかむ術を学んでいる。

 今月11日午後6時、新宿区四谷三丁目交差点の近くにある「Fumi’s Bar」で、授業が始まった。この日の生徒は、20~50歳代までの男女11人。カウンター席や四つあるテーブル席に座る。

 講師は、広告会社でメディアプランナーとして活動し、その後、フリーライターになった高橋文秋さん(49)。生徒たちは、書き出しは簡潔にすること、質にこだわりすぎずに書くことなど、高橋さんのアドバイスを熱心にメモしていた。

 授業は約1時間。バーのオーナーでもある高橋さんは、途中でビールをぐいっと飲んだ。「日々の暮らしの中で学んだこと、感じたことを周囲に伝えるツールが文章。書けるようになると、人生が豊かになる」

 高橋さんが、バーで文章スクールを始めたのは、今年2月。それまでも都内の会議室などで教えることはあったが「文章を学ぶ時間を楽しいものにしたい。小説や文学の話を心おきなくできる場所をつくりたい」と、バーを会場に選んだ。高校卒業後の一時期、レストランで調理師として働いていた経験も生かせると思ったという。

 バーに姿を見せる人の目標はさまざまだ。大学2年生の佐々木知伸さん(24)は放送作家を目指しているが、「まずは就職活動に生かしたい」。バーは「こぢんまりしていて居心地がいい。意欲がわく」。新宿の中華料理店で料理長を務める荒谷朋さん(34)は「文章力をお客さんとのコミュニケーションや、広告のキャッチコピーづくりに役立てたい」と話す。


いいねぇ。こういうの。
昔は文章を人から学ぶとなったときには、こんな感じでなされていたみたい。今は専門学校だとか通信教育だとかで文章教室なり作家養成コースなりがあるけれど、そういうのはどうも未来の作家を育成するという志本位ではなくて、一儲けしてやろうという営利本位に見えてしまう。それが悪いとはいわないけどね。ただ、志を持った人同士の場として、そうした学校が機能してるのかと言うと、かなり疑問。授業を受けて、ハイ、おしまい、っていうところがほとんどなのが実態のようだ。

その点、こういうバーで教えてもらえる一番のメリットは、気楽な交流の場があることであると思う。プロと食事をしながらあれこれ双方向でお話して、文章とは何か、書くとは何か、といったことに対する知見を深めていくというスタイル。同じ志を持った人たちとの交流の場として、良い感じの空間になりそう。こういう場所が軸となって、数々の文士を輩出していくバーになっていったら良いなーなんて思います。松下村塾みたいな。

ということで、

そうだ、文章バーへ行こう
それがダメなら走っていこう (←寺山修司風)

と思ったのですが、なんと現在2ヶ月先まで予約で満席という事態。なんてこった。

中国でも村上人気は健在。
今日は短めに。

村上春樹が中国で注目されるようになったのは、天安門事件以降。天安門事件によって、民主化の道に挫折した中国の若者たちは、社会の中で深い孤独感、挫折感、ひいては喪失感を感じていた。そうしたことが春樹の作風とマッチしたのだろう。暴力によって心が損なわれた人、時代の流れに取り残され孤独を感じる人、こうした登場人物たちの特性が、当時の若者の心理状態と一致し、村上作品が彼らに生きる指針を与えていたのではないか。

論理から物語へ
相手に自分の伝えたいことを伝えるにはどうすればよいのか。
えっ?よりによってそんなことを僕なんかに説教されたくないだって?
気持ちはわかるが、まぁ最後まで聞いてくださいな。

本屋へ行くと、コミュニケーション能力や議論力を高める本として、ロジカルシンキングの本が幅を利かせています。これは誠にもっともなことでしょう。話や文章が相手に伝わるための生命線となっているのは、内容の筋道です。情報を並べただけでは、相手に意図は伝わりません。

しかし実際問題、論理だけで意思の疎通が円滑に進むかどうか、コレは疑問。「この人の言っていることはわかる。けれども共感は出来ない」という経験はありませんか?詰まるところ、論理は納得を生むことはできても、共感を生むことは難しいのです。

共感を生む、そのためには物語が必要です。話や文章に物語が介在することで、人の感情は揺さぶられます。よく引用される例でいえば、

1.王が死んだ。女王も死んだ。
2.王が死んだ。その悲しみのあまり、女王も死んだ。

2.の方が1.よりも感情移入できるのではないでしょうか。かなり単純化した例ですが、ストーリー性のある方が共感を生みやすいのです。こうした物語の力が発揮された極端な例として、一時期流行った『チーズはどこへ消えた?』があります。この本の主旨は、変化に敏感になって迅速に行動できるようにせよ、ということであるのですが、この本はそのことを物語によって説得しています。本来はビジネス書として書かれるべき内容を、「ネズミさんたちのお話」にすることで、子どもでも読んでわかるくらい理解しやすくしているのです。つまり、言いたいことを物語という形に変換することによって、わかりやすく、共感のできる工夫をしているのです。

こうした物語の力を活用する能力として、近年注目されているのが、ストーリーテリングです。3MやIBMでも幹部育成のためにストーリーテリングの講座を受けさせているそうです。理由はもちろん、相手を説得する手段として、物語を語る力が必要とされているからなのです。何年か前からNASAでもナレッジマネジメントの過程でストーリーテリングが導入されていると聞きます。職人技という暗黙知を物語によって形式知にしているのでしょう。

企業の理念にも、その背景に物語があれば、それは人を惹き付けるものになります。ホンダの経営理念が魅力的に映るのは、ホンダの理念の背後に本田宗一郎や藤沢武夫の物語が存在するからだというのも一因であるのではないでしょうか。物語は人の共感が必要とされる、ありとあらゆるところで活躍しているのです。

ただし、注意しなければならないのは、論理と物語は補完的な関係であって、どちらも欠けてはならないということです。車の両輪なのです。物語一辺倒であれば、わかりやすく、共感を呼ぶかもしれません。ですが、その内容はロジックに欠けるため、薄っぺらくなるでしょう。反対に、論理一辺倒であれば、「言っていることは分かるけれども納得できない」状態になります。正しいが、わかりにくい。正しいが、どうも釈然としない。そういった問題を引き起こします。であるがゆえに、どちらもおろそかにすることはできません。

では、物語の力を身に付けるにはどうすればよいのか。
短編小説を読みましょう。短編の方が長編より物語の構造が見えやすいから。
起業家の立志伝を読みましょう。魅力的な起業家には、魅力的な物語が存在するから。


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気になる言葉
面白い言葉
・逆泣き
逆ギレの類義語。泣きたいのはこっちなのに、相手に先に泣かれてしまうこと。別れ話を切り出された側なのに、切り出した方が先に泣き始めてしまう場合などが、この語の表現している現象だ。作家の平野啓一郎が作った語。

妙な言葉
・湯を沸かす
おかしくね?水を沸かして湯にする、の方が正確じゃね?湯だったら既に沸いているんだから、さらに沸かすのっておかしくね?



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