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産業予測をやってみる
今の日本の工作機械メーカーはかなり回復基調にあるといわれている。しかし、これからの20年どうなっていくか、ということを考えたとき、暗い話をせざるを得ない。でも、僕は暗い話が大好きなので、そんな暗い話をすることにしますw

現状では、世界の工作機械の低価格帯は中国・韓国企業に握られている。これに対して「低価格帯は技術水準が低いから、中韓は高価格帯には進出しづらい」と考えるのは安易だ。低価格帯でシェアを取り、利益を上げ、資金力を得た中韓工作機械企業は、高価格帯に進出するべく、おそらくM&Aで技術資産の獲得を目指すようになるだろうよ。そのとき、格好のターゲットとなるのが日系工作機械メーカー。日系工作機械メーカーは、品質管理がこだわりのある日系製造業を顧客にしているため、技術に関しては昔からかなり鍛え上げられている。それが日系工作機械企業最大の強みだった。そういった企業の中には上場している工作機械メーカーも多いから、そういった企業は中韓をはじめとする外資から狙い撃ちにされる。日本の非上場の工作機械メーカー(日本の工作機械企業は非上場が多い)にとって、日本の同業他社の技術が中韓工作機械企業に流出することは死活問題だ。恐らく産業地図が大きく塗り替えられることになるだろう。こうなるともはやオセロゲーム。あっという間に全てが裏返しになる。工作機械産業の代表であった日本が消え、中韓工作機械メーカーが台頭してくることになる。30年以上にわたって世界をリードしてきた日本の工作機械産業は今後の10年~20年で脆くも崩れ去ることになるのである。

以上、工作機械産業の負のシナリオ。
以下、じゃーどうするよ?という対策シナリオ。

もう工作機械を売るのは止めましょう。

この一言に尽きます。

要は、サービス業への転換です。
工作機械は工場の省人化を目的に作られる場合が少なくない。なぜならそもそも工作機械が金属を削るという作業を職人の手でなく機械の手によってやってしまおうというものだからだ。だったらもう工作機械を売るというより、工場のソリューション業をすることにしませんか?工場の効率化のための製品群をオーダーメイドでパッケージ化して、そのパッケージングのセンスで商売しませんか?ということです。具体的には、工作機械・産業用ロボット・ソフトウェアの提案販売。実際、工作機械大手各社では現時点で工作機械のほかにも工場向けソフトウェアの開発・販売を行っている。産業用ロボットの開発を行っている工作メーカーは少ないが、少ないなりに存在する(残念ながら工作大手はロボット開発は手がけていない)。ロボット開発は不可能というわけではないのだろう。業種転換に必要なモノは揃っている。ただ、最大の問題は、サービス業と製造業ではそこで働く人のカルチャーの違いなどの問題があるので、そこに組織が対応できるかどうか。

コメント
なんか加害者と被害者が同居していないか?

中国系工作機械メーカー = C
日系工作機械メーカー = M
日系製造業 = N
x → y = xはyが顧客対象

とすると、

今までは、
M → N
だった図式が、

C(M) → N
に変わると言いたいわけだよね。

Nにとって強みだと認識していた技術が敵に回るというのはなぜだ?
Cは高価格帯で工作機械を売りたくてMを買収するんでしょ?
Nが高価格工作機械を買ってくれるメインターゲットなのだから敵に回すという表現は適切ではない気がする。


問題は、CがMの技術を吸収し持ち前の低コスト労働力でMの市場を奪うとするなら、Mはどのように自らの活路を見出すのか?ではないだろうか。




[2010/10/05 01:31] URL | tree3 #- [ 編集 ]

用語を混乱して使ってしまっていました。なので、本文を書き換えました。これでわかるかと。

要は、日本の工作機械メーカーにとって、同じ日本の同業他社を中韓企業に買収されると、日本の工作機械メーカーにとっては自分たちと同等程度の技術を持つ同業他社が敵に回り、ピンチ!ということ。
[2010/10/07 01:14] URL | Michio #- [ 編集 ]


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