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大きな理論と小さな理論
最近になって気になりだしたことを書く。

どうやら、一口に理論といっても、2通りあるようだ。それをここでは便宜上、大きな理論と小さな理論と呼ぶことにする。

大きな理論とは、その分野の研究の方向性を定め、その後に発表される理論の多くが土台とするような理論のことである。例えば、知識創造理論は大きな理論に当たる。知識創造理論が発表されて以後、知識創造理論を土台とした様々な理論が発表された。知識創造を可能にする組織デザインとか、知識創造を促すコミュニティ作りだとか、知識創造企業へ向けた組織変革だとか、そんな感じだ。その後の研究の土台になるがゆえに、知識創造理論のような大きな理論は、引用回数も必然的に多くなる。なので、大きな理論の特徴の一つとして、引用回数が際立って多いということがいえるだろう。

一方、小さな理論とは、大きな理論の存在を前提にした理論のことである。大きな理論という土台の上でしか活きることの出来ない理論といっていい。しかも、小さな理論自体はその後の研究の土台となることはない。あったとしても、稀である。それゆえに小さな理論は引用回数が少ないと言う特徴があると言える。例えば、知識創造を可能にする組織デザイン研究などは、あからさまに知識創造の存在を前提にしている。もし、万一、知識創造理論が否定されるようなことになれば、こうした研究成果も連鎖的に否定されることになる。

大きな理論と小さな理論のイメージはこんな感じ。
201010251757000 (1)

ただし、大きな理論である知識創造理論にも、小さな理論の側面をもつ。なぜなら、知識創造理論は暗黙知の理論の存在を前提にしているためであり、暗黙知もまた歴史に名が残るほどの大きな理論である。それを考えると、小さな理論の土台たる大きな理論もまた、何らかの土台を必要とするといえる。

研究者の中でも偉大と言われている人は、概ね大きな理論を作った人である。野中郁次郎しかり、ポーターしかり、コトラーしかり、他にもケインズ、シュンペーター、ニュートン、アインシュタインなど。彼らの研究が発表されて以後、その分野の研究の方向性は大きく変わっている。

そう考えると、偉大な研究者になろうとすれば、大きな理論を作らなければならないのかもしれない。

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