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今日という一日の記録
今日は何の変哲も無い、穏やかな一日だった。
僕にとって、何の変哲も無い一日がどのような一日であるのか、記録しておくことにする。
だらだらと書いたので、かなり長くなってしまった。諸君、気が向いたら、読んでくれたまえ。

朝、10時。
体がビクッと動き、目が覚める。
時計を見て、10時であることに気づく。
想定以上に寝てしまったことを後悔する。
それから、しばらくボゥッとして、何もせず、布団の中でゴロゴロ過ごした。

11時になると、さすがに布団の中で過ごすことも苦になり、起き上がる。
パソコンを起動して、三洋電機の書類作成にとりかかる。
三洋電機の志望動機を考えた。
代替エネルギーという将来性の高い事業を手がけているから、という案でいこうと考えたが、なかなか話が膨らまず、指定の字数を埋めることが出来ない。
そのうち、面倒になってきて、パソコンをシャットダウンする。
考えが膨らまないのは、今日はまだ何も食べていないからだ、そう言い訳をして、昼食に出かけた。

12時過ぎ、満堂紅という中華料理店に到着する。
鶏肉の味噌炒めを注文する。
「アッガトゴザィマース」と、カタコトの日本語でお礼を言われる。「ありがとうございます」と言いたいらしい。
それから、店内でしばらく待つ。
店内には、見るからにみすぼらしい人で満ちていた。
無表情で、黙々と中華を食べている。
店内のテレビではNHKの番組、のど自慢が放映されている。
素人にしては上手い歌声が、むなしく店内に響く。
そんなとき、なぜか僕は早く店を出たい衝動に駆られる。
どことなく、ここには僕の居場所が無い気がしたのである。
しかし、空腹がその衝動を抑えてくれたため、店を飛び出すということはしないで済んだ。
鶏肉の味噌炒めが来た。
値段の割には量も多く、味も悪くない。
ごま油だろうか。食後も印象に残る、悪くない味だった。
ぺロッと食べてしまい、僕は足早に店を出た。
「アッガトゴザィマッター」と、またカタコトの日本語でお礼を言われた。

家に帰って、『1Q84』の続きを読む。
最近読んだ本の中でも、突出して面白い。
しかし、1時間半ほど読むと、読むのに疲れてきた。
読書を中断するのは嫌だったが、少し喉も渇いてきたので、一旦本を閉じ、冷蔵庫にある烏龍茶を取り出して飲み、そうして、再び読もうとしたが、眠くなってきたので、敷きっぱなしの布団の中にもぐる。
睡眠は幸福なり、などとくだらないことを考えながら、目を閉じる。
すぐに意識がなくなる。

目が覚める。
時計は4時を指していた。
時間を無駄にした気がして、後悔の念に襲われる。
三洋の書類の続きを書こうとするが、面倒くさいので、また今度書くことにした。
代わりに、船井幸雄と羽生義治の『人間力』を読む。
人並み外れる人は、人並みはずれた努力をしている、という至極当然のことが書かれていた。
そうしたとき、ふと聖書の一節を思い出した。
「そればかりでなく苦難をも誇りとします。私たちは知っているのです。苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを」
やはり僕はクリスチャンではないにせよ、ミッションスクール出身者だ、などと納得しながら本の続きを読む。
読み終わる。
この本の感想をブログにでも書くかな、いや、掲示板の方がいいか、などと考えながら結局、いずれにしても後で書くことにしよう、といつものように後回しにした。
こうして一体何冊の本が忘れ去られてきたことか。

ふと時計を見ると、6時前であった。
あたりは薄暗くなり始めていた。
自転車に乗って、吉野家に向かう。
牛丼並盛とコールスローを注文する。
向かい側に座っている客が、牛丼特大盛を注文していた。
愚か者だと思った。
特大盛は730円もする。
並盛とコールスローを注文すれば、特大盛単品よりも安くて健康にも良い食事をとることができる。
そう考えながらも、価値観の多様性を否定した自分に気づき、自分を恥じる。
自己嫌悪に陥る。
自分が嫌になる。
しかし、牛丼を食べたら、そんなことはどうでも良くなってきた。
おそらく、血糖値が低下していたから、自己嫌悪に陥っていたのだろうなどと、くだらないことを考える。

吉野家を出て、本屋へ向かった。
何となく、本屋の雰囲気に飲まれたかった。
本屋に入る。
ニーチェの言葉、という本がヒットしているそうだ。
ニーチェが流行るとは、世も末だな、と考える。
その後、文学コーナーに行く。
ガルシア・マルケスの本を探す。
マルケスの『100年の孤独』を買おうか迷うが、2940円と意外にも高価であることに気づき、断念する。
あきらめて、何も買わずに店を出る。

呉服町を歩いているとき、ふと自分が世界から取り残されているように感じた。
自分だけが別世界を歩いているように思えてならず、周りを歩いている人間が、同じ世界を生きている人間とは思えない感覚に襲われた。
自分が今、ここに存在しているということに、違和感を感じたのである。
こうして、文学青年らしいことを考えている自分に酔いしれていた。
悦に浸っていた、といっていい。
そうして、悦に浸っていた自分が急に恥ずかしくなり、また自己嫌悪に陥る。
夜の暗さが悲しみをより一層引き立てる。

暗い気持ちで、家に帰る。
パソコンを起動する。
メールチェックをする。
指導教官からメールの返信が届いていることに気づく。
昨日、僕はゼミのHPについてのことで、指導教官にメールを送っていた。
内容は、院のゼミと学部のゼミでの教育方針の違いについてであった。
その返事が届いたようだ。
早速、返信メールで得た情報を元に、ゼミのHPの記事を書こうとする。
その前に、ふと今日という一日を振り返ってみた。
すると、今日がいかに、僕にとって、ありがちの、ありふれた一日であるかに気づいた。
僕にとって今日は典型的な日曜日であった。
今日という一日の記録を、パンフレットにして、皆に配りたいほどである。
しかし、さすがにパンフレットにするのは無意味な上に、骨も折れる。
そこで、ブログの記事として書いて、保存しておこうと思った。
そうして、僕はゼミのHPの記事を後回しにして、この記事を書くに至ったのである。

この長い記事を最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

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