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フリーエージェントの未来
フリーエージェントの話題を放っておいてから、かれこれ1週間以上が経ちました。
遅ればせながら、そろそろ話を戻します。

まずは概念整理から。
フリーエージェントは3タイプに分けられます。

フリーランス
臨時社員
ミニ起業家

フリーランスはフリーエージェントの最も一般的なスタイルで、主に在宅で働いています。米国の大企業は国外企業との競争が激しくなるにつれ、コスト削減の必要性が高まりはじめました。そのため、従業員を減らし、代わりにフリーランス契約を増やすことで、コスト削減を行いました。こうしてフリーランスの需要が高まったのです。フリーランスは大企業から発注される規模の小さい仕事を複数こなすことで、大企業に勤めるよりも高い収入を、より快適な環境で得ているといわれています。

臨時社員は意図せざるフリーエージェントと呼べます。彼らは企業で雇用されたいと思っていながらも、本人の能力的問題などから雇用されず、やむなくアルバイトなどで複数の雇用主に雇われています。日本で最も多く見られるフリーエージェントですが、彼らはフリーランスやミニ起業家に比べると、経済的に困窮しているのが現状です。

ミニ起業家は自宅を拠点に活動している、極めて規模の小さい企業です。アメリカでは2400万社以上のミニ企業が存在し、11秒に1社のペースでこうしたミニ企業が生まれているといわれています。ミニ企業ではネット通販などの小規模なビジネスを展開しているケースが主です。

このようなフリーエージェントが誕生した理由は3つあります。
簡単に言うと、ITの発達によってネットビジネスへの参入障壁が低くなったこと、生活水準の向上で快適な在宅ビジネスを可能にする環境が整ったこと、企業の平均寿命が短命化したことで一生涯企業に雇用されること自体が困難になってきていること、この3つです。

さて、フリーエージェントの概念を大雑把に説明したところで、本題に入ります。
前回は日本で定着するか、というテーマでした。歴史的背景から日本型フリーエージェントが誕生するのでは、と書いたのですが、具体的にどのような形で発生するのか、いまだに想像できません。しかし、確実に言えそうなのは、社会の潮流は正規雇用からフリーエージェントへと流れているということです。なぜならフリーエージェントはクラウドソーシングとの相性が抜群に良いからなのです。

ElanceというHPがあります。
企業はこのHPを通して、あらゆる分野のフリーエージェント(この場合はフリーランサー)に仕事を依頼することができるそうです。企業は仕事を細分化し、細分化した仕事を、Elanceを介して各フリーエージェントに依頼しています。そうすることで業務の外注を行っているのです。The Boston Globe紙はこうした事実を、企業による業務のフリーエージェントへのクラウドソーシングと呼んでいます。今後はさらに広い範囲で業務をクラウドソーシングしていく企業が増えていくと予想されています。オンラインショッピングで有名なアマゾンも、写真へのタグ付けや話し言葉の書き換えといった小さい作業をクラウドソーシングしているようです。

現在では企業内クラウドの開発がIT大手を中心に進められていますが、その一方でElanceのような労働市場クラウドの整備が進んでいるのも事実です。アメリカでは州によってはフリーエージェントに対して税制上の優遇措置を検討しているところもあります。こうしたことが更に進めば、企業に勤める人は減り、複数企業から業務を個人単位で受注するフリーエージェントの割合が欧米では今後も高まっていくと予想されます。

ちなみにアメリカでのフリーエージェントのキャリアは、まず大企業に勤めてプロフェッショナルとしてのスキルを身に付けることから始まります。そうして、そこでの経験を活かしてフリーエージェントとして複数企業と個人的に取引するようになるのだそうです。人によってはフリーエージェントになってから、また大企業に戻る人も多いそうです。フリーとして多くの企業の仕事をこなしてきた経験を高く評価する企業も存在するからです。いずれにしても、このようなキャリアが可能なのは、転職が一般的であるからでしょう。でなければ、フリーから大企業に戻るということは難しいですからね。

では日本でこうしたフリーエージェントが発生するか。
これについてはまだわからないので、もう少し時間をください。
転職がまだ一般的とはいえない日本においては、フリーエージェントの定着化はまだ先のことになるでしょうが、仮に将来フリーエージェントが定着するとして、それがアメリカとは異なる形なのか、日本的な形になるのか、そうだとすると、それはどのような形なのか、まださっぱり考えがまとまっていません。

コメント
話が面白いなぁ。

フリーエージェントがもし日本型に進化して定着するとするならば、それはネガティブな原因がある気がする。

たとえばアメリカなら、労働力の流動性の高さを考えれば、FA化への心理的な障壁が低いことが考えられる。反対に日本なら一度企業の外に出てしまうと戻れないことからも、FA化への心理的な障壁が高いだろうね。

以上を踏まえると、日本でFAが定着するならばそれは「企業の外に出ざるを得なくなった人々」なんじゃないだろうか。そもそもFAがクラウドを媒介とするならFAの労働市場に国境はないよね。あるとするなら雇われる側の心理的・能力的境界線なんじゃなかろうか。とすれば、日本でFAが定着しても優秀な日本人FAはもともと日本的労働市場の枠の外にいる人材であり、そのような人材に日本企業の人材流動性が低いかどうかなんて話は必要なさそう。

私の思うところは、FAに任される能力は汎用的であるという点。企業の競争力を生み出すような能力はFA化できず、日本企業の能力が内部の長期性から生まれているのであれば本質はFA化できないのではなかろうか。

であるならば、汎用的なアウトプットを高額な人件費を持つ日本人FAに頼むかなぁ?

というのが僕の結論です。
[2010/05/20 03:31] URL | tree3 #- [ 編集 ]

ほほぅ。返事を書こうとしましたが、この話はまだ膨らみそうなので、近日公開予定のフリーエージェント記事を待っていてください。
[2010/05/21 21:13] URL | Michio #- [ 編集 ]


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